2014年8月のスケジュール

<主催plan-B>
8/16【土】映画上映19:00、講演21:00(60分前後)
映画上映「山谷─やられたらやりかえせ」上映会&講演

監督 佐藤満夫・山岡強一 ドキュメンタリー/16mm/カラー/1時間50分
FILM SCREENING
Documentary Film “Yama─Attack to Attack”

Direction by Mitsuo Satoh, Kyoichi Yamaoka
16mm/Color/110min
start19:00
★after the showing, we will have lecture(only Japanese)★
Guest:Tsutomu Tomotsune (Intellectual History and Cultural Studies of Japan)


Yama600facebook


★上映後、恒例の講演会有ります!★

講演「LAスキッド・ロウの歴史と現在」
友常勉(東京外国語大学教員)

ロスアンジェルスのホームレスの数は全米最多であり、スキッド・ロウはロス最大のホームレス集住地である。そしてもっとも貧困率が高い。薬物中毒が蔓延し、警察によるハラスメントに24時間さらされているこの地区では、1970年代には住民の67%が白人で、黒人は21%だった。しかし1980年代の終わりには住民の多くは黒人になった。

90年代からはジェントリフィケーションと金融資本による土地・空間の支配が進行している。高家賃のアパートとセキュリティ空間を拡大する都市開発は黒人、貧困層、ホームレスの「犯罪者視」を強め、近隣住民の「モラル・パニック」を煽っている。しかも、「近代アメリカ史における非白人層からの最大の富の収奪」と呼ばれるサブプライム・ローン危機[2007-2008]が、こうした傾向を一挙に最悪にした。

この報告では、スキッド・ロウの住民に対するインタビューと、ロス・アクション・ネットワーク[LA CAN]やLAMPアートプロジェクトといった住居と人権、ケア・社会復帰プログラム、パブリック・エネミーの音楽フェスティバルなどのホームレス支援活動を通して、この地区の歴史と現在を紹介する。

同時に空間の金融化=証券化、新自由主義、ジェントリフィケーション、そして社会の監獄化が進行している現在の都市の行方を、地政学的な「スケール」にもとづいて論じてみたいと思う。

【予約・チラシ持参の方】1000円
【当日】1200円(講演のみは無料)

【予約・問合せ】
090-1836-3430(池内) 
e-mail:komi-ko3@jc.ejnet.ne.jp(小見)
オフィシャルサイト

 

<主催plan-B>
8/29【金】
石原淋 ソロダンス
続・続『野をさがす』

開演20:00(開場15分前)

演出・振付:田中泯
出演:石原淋
   (応援:野中浩一)
音:村上史郎
照明:田中あみ
舞台:森純平

料金:2500円
ご予約はこちらから


RIN700


Aug 29th, 2014 Friday
Rin Ishihara solo dance
“Seeking in the Wilderness”

Choreographed and directed by Min Tanaka
Dance:Rin Ishihara
Support:Koichi Nonaka)
Sound:Shiro Murakami
Light:Ami Tanaka
stage design:Junpei Mori

20:00start/ 19:45open/ Fee ¥2500

RESERVATIONS & CONTACTS 
alternative.space.planB.1981@gmail.com
http://i10x.com/planb/contactus [Reservation form]