2008年6月のスケジュール

6/3【火】20:00(開場19:30)
デュオ集 「つまりひとりからだから」 今井和雄×田中泯 <主催plan B>
料金:一般(予約2800 当日3000) 学生(予約2300 当日2500)
照明:田中あみ
音響:西原尚
「つまりひとりからだから」いつの間にかタイトルがついた。つまり、その道理ですね。ひとりから、ひとりでに沸き起こる衝動が、身体を動かし、手が上がり、物に触れ、振動が起こり、耳を震わせ、衝動を鎮める記憶を抑えながら、事前に考えることもなく、繰り返し、向きを変え、よろめいて、つまずいて、転がる。だから、何処に向かうか分からないままに、遠い国の街角を思い出すこともなく、ロックなどと呼ばれる形もなく、伝統などというものにも係わらず、鼓膜を震わすだけの聴くということもしないで、石のようにじっと震えているだけだ。と、思うことにした。つまり、一人からだから。(今井和雄)

6/4【水】20:00(開場19:30)
デュオ集 「つまりひとりからだから」 灰野敬二×田中泯 <主催plan B>
料金:一般(予約2800 当日3000) 学生(予約2300 当日2500)
照明:田中あみ
音響:西原尚

6/6【金】20:00(開場19:30)
櫻井郁也ダンス・ソロ『タブラ・ラサ』
Date/6th June 2008 Start/20:00
Sakurai Ikuya Dance solo ” TABULA RASA”
料金:前売2200円(郵便振替/申込〆切=5月末日) 予約2500円 当日2800円
※当日券は、残席分のみとなります。
※ご来場順に整理券配布、開演直前のご着席となります。(前売り、予約の方優先)

【チケット/ 問合せ】十字舎房
TEL/FAX:03-3996-1823
MOBAIL:090-6163-4762
E-MAIL:j-ss(at)rj8.so-net.ne.jp
※「(at)」を「@」に変更して下さい。
http://www003.upp.so-net.ne.jp/juuji
※メールまたはFAXでお申込みの場合、「前売り」か「予約」か、枚数、お名前、ご連絡先(前売りの場合はチケット送付先住所)をご明記ください。

出演者
櫻井郁也(ダンス)
田ノ岡三郎(アコーディオン)
Dance /solo = Sakurai Ikuya
Accordion=Tanooka Saburo

スタッフ
構成・振付=櫻井郁也
作曲=田ノ岡三郎
美術・衣裳=櫻井恵美子
照明=佐藤啓
企画制作=十字舎房
Direction = Sakurai Ikuya
Original music=Tanooka Saburo
Lighting=Sato Satoshi
Visual design = Sakurai Emico
Produce =Jujisyabou

白紙還元・・・。分裂と拡散のダンスです。美術の静謐、アコーディオンの呼吸、柔らかな光。しかし、思いも考えも、ひたすら切り裂くようにカラダは変わり続けます。動きは動きを求め、ぶつかり、壊し、カタチも熱も消え去り続ける。狂おしいエネルギーの入れ換えに集中し、未知の方向へ散らばってしまいそうな「瞬間」をと思います。2006年ポルトガル招聘作品、改訂上演。
ホームページ http://www003.upp.so-net.ne.jp/juuji
ブログ http://blog.goo.ne.jp/cross-section/

6/7【土】18:00〜21:00
ラテンダンスの発表会 ガナドーラ
料金:前売り 3,500円 当日4,000円
食べ放題・飲み放題・ショー&レッスン付き
お問い合わせ先:ganadora_ai(at)yahoo.co.jp
※「(at)」を「@」に変更して下さい。
小野寺 愛 080-5188-0243
ブラジルサンバショーを中心に、サルサやメレンゲ、ランバダ、ガフィエラ等のラテン系ペアダンスショー。更にそれらのダンスや演奏を体験出来るコーナーも有ります。簡単なお食事やドリンクのサービスも予定。陽気で楽しいラテンの雰囲気に浸りながら、ラテンアメリカのダンスや音楽の文化に触れて頂けたらと思います。(ガナドーラ)

6/8【日】19:00(開場18:30)
デュオ集 「つまりひとりからだから」 高橋竹山×田中泯<主催plan B>
料金:一般(予約2800 当日3000) 学生(予約2300 当日2500)
照明:田中あみ
音響:西原尚
この度は呼んでいただき本当にありがとうございます。泯さんと初めてお会いした時、ふーっと泯さんに初代の面影が重なり、心地よい緊張感が私を包んでくれました。三味線を弾き唄うものの本来の姿が、泯さんの中にあると確信したのです。それからずっと、いずれは泯さんとご一緒したいという想いがありまし た。とにかく、うれしいです。(高橋竹山)

6/10【火】20:00(開場19:30)
デュオ集 「つまりひとりからだから」 大熊ワタル×田中泯<主催plan B>
料金:一般(予約2800 当日3000) 学生(予約2300 当日2500)
照明:田中あみ
音響:西原尚

※日時未定
デュオ集 「つまりひとりからだから」 大友良英×田中泯 <主催plan B>

6月中での日程は都合がつかず、今回は残念ながら見送りとなりました。
大友良英×田中泯公演は2008年の初秋あたりを予定調整しております。
決まり次第、ご連絡を差し上げます。ご期待頂ければ幸いです。

6/13【金】20:00(開場19:00)
6/14【土】19:30(開場19:00)
南洋神楽プロジェクト「薮の中」<主催plan B>
影絵+朗読+バリ仮面舞踊+音楽+劇
料金:前売り2500円 当日2800円

原作:芥川龍之介
脚本/演出:和田啓
影絵監督:小谷野哲郎
影絵デザイン:川村亘平

出演
井上倫宏(演劇集団円):朗読
小谷野哲郎:バリ仮面舞踊・影絵
山岸天平:バリ舞踊・影絵

音楽
和田啓:パーカッション
松本泰子:ヴォイス
川村亘平:パーカッション・ガムラン
濱元智行:ガムラン

「南洋神楽」という芸能
芸能と芸術の違いとは、いったいどこにあるのであろうか?
インドネシア・バリ島の芸能に長い間関わってきた者として、全くの私見ではあるが、芸能とは「降りて来る」ことを重視するもの、芸術とは「自ら創り出す」ことを主眼とするもの、という言い方はできないだろうかと考える。

バリの師匠に言われたことがある。
「踊りは、踊り手が踊ってはいけない。踊りが踊るのだ。」
この一言は修行中の身には衝撃的で、今なおこのことが本当に理解できる瞬間を待ち望んでいると言っても良い。
「個」が無くなり、個人の身体に「踊り」が降りてきて、舞う。
それは神と人との交感なのであろうか?バリの芸能は本来、寺院祭礼の場で行われるもの。バリの寺院祭礼は、神々と人々との交感の場としてあり、そこに芸能は欠かすことの出来ないものとして存在する。バリの芸能は、ある時ある所において、神と人とをつなぐための装置として機能するのだ。

自分達のパフォーマンスに「南洋神楽」という名前をつけたのは、ひとつには、このような芸能を現代社会という時間と場所の中で成立させたいという思いがあった。
人間が演じる舞台に宇宙を降ろす。
それが可能となった時、「南洋神楽」は日本の芸能のひとつのジャンルとなっているかもしれない。そんな日が来ることを望みつつ、「芸能」であることにこだわり続けてみたいと思う。

南洋神楽プロジェクト 小谷野哲郎

<新規追加!!>
6/15【日】19:00(開場18:30)
今井和雄トリオ<主催plan B>
料金:当日2500円 予約2300円
ジャズあるいはフリージャズをテーマに2005年7月、今井和雄(ギター)、鈴木學(ハンドメイド・エレクトロニクス)、伊東篤宏(オプトロン)の編成で結成。コントロール可能な楽器と正確にはコントロール不可能な電気音具を組み合わせることで生まれる、安定した姿には留まりにくい音楽の形。そこから、私にとって現在のジャズ(の様なもの)を探っていこうと考えている。(今井和雄)

今井和雄(いまいかずお)
ギター / エレクトロニクス奏者。高柳昌行、小杉武久に師事。70年代から即興を始め、91年自身のソロ・シリーズ「ソロワークス」を開始。 97年より集団即興の為のプロジェクト「マージナル・コンソート」を企画。
http://www.japanimprov.com/kimai/kimaij/

伊東篤宏(いとうあつひろ)
1965年生。98年頃から蛍光灯を使用した自作音具「オプトロン」によるライヴを展開する。そのパフォーマンスは現代美術側からの音のアプローチから始まって、近年はより音楽的な展開も見せている。数々の展覧会、ソロ・パフォーマンスの他、Optrum、今井和雄トリオ、OFFSEASONなどのユニットでも活動中。
http://www.japanimprov.com/aito/aitoj/

鈴木學(すずきまなぶ)
2000年よりエレクトロニクス技術を用いた自作楽器等の設計制作、それを使った即興演奏などの活動を開始。アナログ発振器、デジタル音源、マイコン、MIDI、無線機器を応用した作品を制作。音楽家からの受託制作もおこなう。 (鈴木學WE Project)
http://www.k2.dion.ne.jp/~we-pjt/

6/20【金】ご利用者有り

6/21【土】20:00〜
小松亨 稽古開始 『仮病日記』公開稽古 vol.9 「くらくら」
料金:無料
小松亨
戸田象太郎
内野広美
国江徹
内野暁子
戸田久美
問い合わせ(小松亨)
メール:coocoo1960(at)nifty.com
※「(at)」を「@」に変更して下さい。

6/22【日】18:00(開場17:30)
だいちとあきと
Daichi and Akito
チケット 前売り 2,500円
*チケット予約は6月1日開始
問合せ先 offceraficon
e-mail officeraficon(at)yahoo.co.jp
※「(at)」を「@」に変更して下さい。

<新規追加!!>
6/25【水】19:30(開場19:00)
相倉久人パフォーマンス・ジョッキー「重力の復権」<主催plan B>
Performance Jockey/ Hisato Aikura “Restoration of Gravity”
料金:予約/当日¥800
 相倉久人さんは、音楽を中心にさまざまなジャンルの批評をされている評論家である。
 PLAN−Bは、1982年に多くのアーティストのみならずアートやライブ表現に関心のある人が集まって設立したライブスペースだ。僕もその一員だった。PLAN−Bの設立には、踊り、音楽といった特定のジャンルのスペースではなく、ジャンルを横断しアートをより広い視野でとらえ直し、実践しようという目論見があった。そこで、さまざまなジャンルのアーティスト、批評家、学者の方々からも、アドバイザーとしてご意見を頂戴した。相倉久人さんもそのお一人である。 (省略)
 相倉さんは50年代からジャズを出発点に、演劇、映画、ロックの現場で活動し、思考してきた方なので運動感覚が強い。高みから批評するだけの評論家とはわけが違う。この、現場性と運動感覚に裏打ちされた視野の広さと思考の柔軟性は、『重力の復権』でも遺憾なく発揮されている。されているのだが、相倉さんの語り口があまりにもサラッとしているので、うっかりすると聞き流してしまいそうになる。ものすごく刺激的な話を、まるでどこそこのラーメンがうまかったという話のようにサラッとする。さらには、いろいろのジャンルの話題が縦横無尽に飛び交う。きのうも、アニメ、源氏物語、バレエ、翻訳の問題、ハムレット、デヴィッド・ボウイ、ピーター・パン、映像と音楽などなど、トークのフリー・インプロヴィゼーション。PLAN−Bが掲げたジャンルの横断性といったねらいを、まさに体現している。
(黒川芳朱ブログより抜粋 http://honnjituokasibanasi.seesaa.net/)

<急遽決定!!>
6/27【金】 19:30 (開場19:00)
『GOENDAMA』 撮影・監督 江口方康 ─東京試写会─<plan-B主催>
コンサート(主演エリック・マリアのチェロ)21:00〜
料金:無料
しかし、是非とも来日特別試写に付き、カンパをよろしくお願いいたします。(plna-B)

<あらずじ>
 パリ国立高等音楽院に主席で入学、数々の最高評価を受けて卒業。早くから世界各国の音楽に魅了され、独自の軌跡を辿ることを決意したチェリスト。エリック=マリア・クテュリエ(1972生)。クラシック・現代音楽の分野において、それぞれフランスを代表する数々のオーケストラのソリストとして著名指揮者たちとの出会いを重ねるかたわら、個人の音楽活動を意欲的に展開し、分野を限定せずに飽くことなく音楽の可能性を追究しているヨーロッパでも注目のアーティスト。そんな彼は、余命少ない闘病患者とパリで運命的な出会いをします。病気と向かい合い、命を語り続ける一人の日本人女性。山田泉さん(1959生)。
 エリック=マリアはチェロによる演奏を、がんと闘い続ける彼女に贈ることを約束します。日本での再会を誓い、パリで、山田泉さんの娘から、「また御縁がありますように」と願いを込めて渡された五円玉。この出会いがエリック=マリアを10000キロ離れた日本の旅へと駆り立てる事になります。
生後9ヶ月、ベトナム戦争の孤児としてフランス人夫婦のもとに引き取られたエリック=マリア。その育ての母を9年前乳癌で亡くしてしまった彼。母にしてあげれなかった、『チェロ演奏による療法』。チェロから溢れる響きを患者の肌にじかに伝えるこの方法で、山田泉さんが抱える腫瘍の痛みを少しでも和らげてあげたいと願うエリック=マリア。彼が目指す新たな音楽への可能性、そして、自分探しへの旅が始まる。山田泉さんとの一対一による『ミュージック・セラピー』をドキュメントしながら、エリック=マリアがどのような精神の彷徨を経て今回の日本行きを決意したのか、その「想いの旅路」をフィクションを織り交ぜながら、パリ、京都、大分を舞台に辿り、山田泉さんとエリックマリアの想いの原点が重なり合う「聖ヨセフ寮」での特別演奏に密着して、エリック=マリア、心想の原風景を描いてゆきます。

BIOGRAPHIE (Re´alisateur)
江口方康1964年生まれ佐賀出身
1987/東京にて自身の劇団旗挙げ。
1988/日本出国、東南アジア・オーストラリアなど、
     現地で働きながら将来作る映画のネタを探しに旅を続ける。
1989/イギリス入国後現地の映画学生たちと短編映画の製作に加わる。
1990/ロンドンからパリに旅行。ポンピドーセンター広場にてパフォーマンス決行。旅費を稼ぐ。
同年6月ロンドンからパリに移り住む。
現地の映像プロダクションにて日本のTVCFの制作として働く。
その後NHKのパリ支局でアシスタント業務。
助成金にて国立映画学校ルイ・ルミエールの短期映画監督養成コースを無事クリアー。
1996/フランスにて映像プロダクション、インターベイフィルムを設立。
  短編映画、ドキュメンタリー、TVCF、制作・コーディネート業務
2003/カンヌ映画祭で出会った三池崇史に感銘。5月から9月まで、
彼の助監督として「交渉人」「ゼブラーマン」に付く。

昨年10月に出会ったチェリスト、エリック-マリア・クチュリエとがん患者山田泉さんたちに出会い、今回のドキュメンタリー映画を制作することになる。配給会社もテレビ局もまだ付いていない状態で見切り発進。
「君は本当に人生ナメているよね」とか「何でお前がパリなんだよ」などと、みんなからの励ましの言葉を頂き無事に『GOENDAMA』も完成となりました。

6/28【土】20:00(開場19:30)
[DEAD PAN SMILES]#47 ギターソロ演奏:大上流一
Riuichi Daijo solo guitar playing
料金:予約¥1000/当日¥1200